コラム

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高齢者と熱中症対策

 

気象庁より17日、関東甲信・東海・近畿・中国四国で梅雨明けしたと見られると発表がありました。 
梅雨が明けると、連日大勢の方が熱中症で搬送されたというニュースを耳にします。 
そして当然のように死亡した方のニュースが続き、その多くが高齢者です。  
  
厚生労働省は、7月20日から8月15日までの間、全国の熱中症患者の発生情報を、患者数や年代、性別、屋内外の区分や重症度ごとに1日単位で集計し、ホームページ上に掲載することを発表しました。 
また、19日に開かれた同省の熱中症対策の検討会によると、梅雨明け直後の熱波は特に注意が必要で、重症者が発生しやすいことや、のどの渇きを感じにくい高齢者の夜間の就寝中の脱水防止が重要などと指摘しています。 
そして、医療機関やボランティア団体などを通じて、高齢者など熱中症のリスクが高い人に、予防策を徹底させるよう呼びかける方針も明らかにしました。
  
先日もニュース番組で、高齢者の単身世帯を民生委員の方が訪問して「暑いですね、お体大丈夫ですか?我慢せずにエアコン使ってくださいね。」などとお声がけする様子が取り上げられていました。  
 

以下は、主な熱中症対策です。  
  
  ・高齢者や持病のある人、多数の薬の服用者、肥満の人は要注意
  ・遮光カーテンやブラインドを活用し、室内に直射日光や照り返しが入らないようにする。 
  ・集合住宅の最上階や断熱効果の低い住宅は夜間にかけて熱がこもりやすいため、
   日中に 簾や冷房を適切に使用する。 
  ・屋内では皮膚の露出や開口部が大きな服を着用する。 
  ・屋外では皮膚の露出を抑え、日傘やつばの広い帽子で日射を遮る。 
  ・運動時は30分に1回程度の休憩を取る。 
  ・水分補給は0.1%~0.2%程度の食塩水で。  
  
ぜひ参考になさっていただき、この夏を乗りきりましょう!
  
平成24年7月24日
相続安心サポートセンタースタッフ 藤田

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