大阪は韓国の済州島にルーツを持つ方がたくさん住んでいる地域です。
当センターでも、済州島にお墓があるけれど、忙しくてなかなか現地に行けない、高齢やケガなどの理由でお墓のお手入れが困難である、台風や大雨があったのでお墓の状態が心配…などの相談をよく受けます。
このような理由でお墓の管理に困っている方には、これまで、お墓のお手入れや墓石を管理、お供え物をしたり、お墓参りの代行してくれる業者を紹介してきました。
今回の依頼者は、管理が大変なので墓じまいをしたい、お墓を他の場所へ移設したい、永代供養を考えている… とのことでした。
当センターでは、依頼者と相談の上、済州島にある専門業者を紹介いたしました。
そして、この度、依頼者に同行し、お墓の移送から永大供養までの手続きに済ませてきました。また、これまでお墓の管理を任せていた済州島の親戚との関係も整理し、今後起こりうる問題についても処理しました。
永代供養する場合の内容を簡単に説明すると、
①土葬のお墓を祭礼後に破墓
②遺骨と墓石、その他葬礼品を収拾します。
③慰安祭をおこないます。
④火葬場に移動して、遺骨を火葬します。
⑤永代供養の公園に移動して、遺骨をおさめます。
※ 永代供養のほかにも、お寺への納骨、家族納骨墓、自然葬などさまざまな形態の墓地があります。
2019年06月06日