手続

1. 相続事例紹介 사례 소계

1-8 韓国内にある不動産の相続登記(先祖の土地探し制度について)

 

Q.生前父から、故郷である韓国の済州島に祖父名義の土地はあると聞いています。土地の所在など詳細については把握しておらず、親族とも疎遠で探しようがありません。何か方法はあるでしょうか?

A.韓国では、亡くなった方名義の不動産がどこにあるか、また、本人が知らないまま処分されている不動産がないかを照会できるサービスがあります。これを、조상땅찾기「チョサンタンチャッキ」(先祖の土地探し)制度といいます。

조상땅찾기「チョサンタンチャッキ」(先祖の土地探し)制度は、不動産の正確な地番がわからなくても、本人または相続人名義で名寄せする方法で、その不動産の所在を調査することが出来ます。国家空間情報センター、市・道及び一般市・郡・区役所の地籍部署を直接訪問して、申請書を提出して照会します。


まずは、不動産の所在地番、名義人等を正確に把握し、相続の手続きに進まれると良いかと思われます。